2017/05/29
日本語って難しいですよね。
日頃、なにげなく使っているコトバ使いが間違っていたという経験はありませんか?
もしかしたら、まだ気づいていないのかも・・・
そんな、勘違いや間違いやすそうなことばを紹介していきたいと思います。
それでは、いきましょう!
【その1】
役不足
もしかして、逆の意味で使っていませんか?
「僕には、役不足です」など、本人の力量に対して役目が重すぎること、という意味で使われることが多いですが
実はこれは間違いです!本当は、本人の力量に対し役目が軽すぎること、という、褒めコトバとして言うのが
正しい使い方です。
【その2】
潮時
もうここまでだ・・・という局面で「そろそろ潮時かな」と使うのは間違いです。潮時は「いい時期を過ぎて
引き下がる時期」という意味ではなく、「その行為を行うのに一番いい時期」という意味です。
マイナスな意味ではなく、本当は良いときに使う言葉です。
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【その3】
煮詰まる
作業が行き詰って進まなくなってしまったときに「煮詰まっちゃって・・・」と使っていませんか?
煮詰まるは「結論が出る状態になること」を意味し行き詰るという意味ではありません。
【その4】
情けは人の為ならず
誤用しやすい慣用句として最もよくあげられます。
「人に情けをかけるとその人のためにならない」と使われることが多いですが、「人に情けをかければ
回りまわって、自分のためになる」というのが正しい意味です。
【その5】
確信犯
よく「悪いことだと知っていながらの犯罪(を行う人)」という意味合いで使われていますが、本当は、
「政治的、思想的宗教的などの信念に基づいて正しいと信じてなされる犯罪(行う人)」という意味が正解です。
本人に悪意があるわけではないというところがポイントです。