2017/05/29
生物にもおもしろい生態を持ったものが多いですね。
そんな、動物やいきものを紹介していきたいと思います。
【その1】
エビフライみたいな猫
こっ、これは!
エビフライにしか見えません!!
【その2】
ピカチュウにそっくりなウミウシがいる
日本のダイバーの間で、ピカチュウにそっくりだと言われているウミウシがこの「ウデフリツノザヤウミウシ」。
画像だと大きめに見えるが、実際は体長3センチメートルほどの小さなウミウシ。
ウミウシ観察を目的としたダイビング普及のきっかけともなったらしいけれど、確かにこんなウミウシを
目の前で見ることができたら楽しそうだ。
【その3】
タコやイカの血液は青色をしている
サンマやアジなどの魚類の血液は赤色だが、タコやイカの血液は青色をしている。
血液中で酸素を運ぶ役目をになっているタンパク質のヘモシアニンには銅が含まれていて、これが酸素と結びつくことで青色になるのだ。
銅でできた10円玉に時々緑青(りょくしょう)と呼ばれる青緑色をしたサビがついていることがあるが、あれと原理は同じだ。
あれ、でも刺身のイカに青いものが付いていたことなんてないよ……と気づいたあなた、素晴らしい。
そう、タコやイカの血液は青色だよ、と言われてもそれを実際に目にしたことがある人はかなり少ないと思われる。
実はヘモシアニンそのものは本来は透明で、酸素と結びついてはじめて青色になるという性質があるのだが、お刺身として食卓にのぼっているイカは……、うん、もう呼吸はしてないよね。
呼吸をしていないってことは、酸素を体に取り入れていなってことだから、ヘモシアニンが青色に変化しないのだ。
なので、タコやイカの血液は青色ってことでオーケーなのだが、スーパーに並んだタコやイカの血液は透明になっているってことになる。
sponsored link
【その4】
リスのシッポは傘の代わりにもなる
飛び降りる時のパラシュート代わりになったり、寝る時の抱き枕代わりになったりと、いろいろ便利なリスの尻尾。
そのシッポが、ついに傘にまでなってしまったのが上の画像。
横に平べったく広げて、くるんと頭の上をおおってしまえば、なるほど確かに自前の傘の出現だ。
突然の雨に手を頭の上にかざす人間なんかよりも、よほど効率的に見えるのは、気のせいだろうか。
【その5】
金魚は5ヶ月程度はものを覚えていることができる
金魚の記憶力は3秒しか持たない、なんて噂がまことしやかに出回っているが、むろんそんなことはない。
金魚を飼ったことのある人なら、エサを上げようと水槽に近づいただけで金魚が水面へと浮かび上がってきた経験があるだろう。これはすなわち少なくとも1日は記憶が持つということの立派な証明になるだろう。
けれど、1日より長いことはわかっても、そこから先どのくらいの記憶力があるのかという話になってくると、残念ながら素人ではよくわからない。
2015年11月14日に放送されたNHKドキュメンタリー「本当はワイルドなペットたち」では
金魚は記憶力が良く、5ヶ月程度は記憶を保つことができる。と明言していた。
3秒どころではない。「記憶力が良」いのだ。
さらに金魚は、飼い主を見分けることもできるという。水槽越しに見る人間なんて、ユラユラとゆがんでいるだろうし、匂いもわからなければ、声だってよく聞こえなだろうに大した能力だ。
金魚はあまりにも身近すぎて、軽く扱ってしまうことが多いように思うのだが、これだの能力を持った利口な魚なのだから、これからはもっともっと大切に扱ってあげたいものだ。